パリの夏の夜は長い…夕食を終えた後に散策もありでした。
パリ1区、レ・アルは、もともとパリの中央市場があったところです。
レ・アルは12世紀から続く中央市場(レ・アル=Les Halles)
12世紀から、栄えていた中央市場。
1866年にバルタールの設計でガラスと鉄の建物が10棟建てられました。
この近代建築は、オルセー美術館でも紹介されていました。
大きな中央市場は「パリの胃袋」と呼ばれていました。
大阪が「天下の台所」と言われていたのと似ていますね^^
グルメと食い倒れの街ね♪
バルタールが設計し1866年に完成したガラスと鉄でできたレ・アル。
当時のレ・アルを描いた絵がオルセー美術館に展示されていました。
2024年6月25日オルセー美術館にて撮影
バルタールが設計したこの市場の建物は、
フランス領事館があった横浜市の「海の見える丘公園」に「パビリオン・バルタール」として1980年に復元されています。
なんと!!日本にこの建物があったとは!!
中央市場は、ここが手狭になったため、1969年、オルリー空港の近くに移転しました。
跡地に、2016年、フォーラム・デ・アル誕生。
フォーラム・デ・アル、ホテルからの眺め ↑
近代的なパヴィリオンです。
地上は1階ですが、地下5階まであり、RERとメトロが複数乗り入れて、鉄道のハブ駅。
新宿のような感じ。
パリの美しい街並みは、鉄道を地下鉄にしたために景観が守られているんですね〜♪
高層ビルを建てないから教会や大聖堂もキレイに見えます。
レ・アルから北に伸びるモントルグイユ通りはグルメの街
フォーラム・デ・アルに生まれ変わったレ・アルですが、古くから中央市場があったため、美味しいお店が立ち並んでいます。
なかでもモントルグイユ通りは、パリで最も古い商店街のひとつ。
モントルグイユ通り(Rue de Montorgueil)の入口にある、Florida。
ここから北にグルメストリートが伸びています。
この辺りは、アフリカ料理、チュニジア料理、モロッコ料理、トルコ料理と多彩なお店があり、
もちろん日本のSUSHIのお店もありました。
フランスは黒人の方が多いのでアフリカ系のお店が多いのかしら?
お菓子のサバラン発祥もここモントルグイユ通りにあるパティスリー・ストレールだと言われています。
作家のバルザックやデュマもモントルグイユ通りに食事に訪れていたそうです。
カルフール(Carrefour)で、お買い物
スーパーマーケットのカルフールはいたるところにあります。
シャトレ-レ・アル駅のフォーラム・デ・アルの中にもありますが、
サントゥスタシュ教会の裏のモンマルトル通り沿いにあるカルフールエクスプレスにも行きました。
ホテルでサクッといただく朝食用のチーズやサラミを品定め。
どれする〜? と日本語で(当たり前)喋っていたら…
「日本の方ですか?」と日本語で聞かれました。
日本人女性のようで、「楽しんでくださいね♪」と優しいお言葉。
隣に立っていた男性はフランス人のご主人かな、にこやかに微笑んでくださって、すてきな御夫婦でした。
観光地、観光スポットではない、街歩きならではの体験。
ちょこっと地元の人の中に入るのが楽しいです♪
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