今日もhappy 海外旅行編

グルメ&旅行ブログ 今日もhappyの海外旅行版です

【パリ】パリの地下鉄で、驚いたこと!

パリに地下鉄が開通したのは、1900年、パリ万国博覧会開催の年でした。

 

パリ万博のお陰で、エッフェル塔が建ち、地下鉄が開通し、パリの生活が大きく変わったんですね。

 

おっと、その前に、セーヌ県のオスマン知事のパリ大改造がありましたけど。

 

 

パリは地下にも街が広がる

それまでの不衛生なパリがオスマンのパリ大改造により、美しいパリの街並みに生まれ変わりました。

 

その景観を守る意味でも、地下鉄の普及は意味があったんですね。

 

パリにはもともとローマ時代からの地下水路(総延長 2100キロ)もありましたし、パリの地下道は全長50キロにも及ぶと言われています。

地下墓地のカタコンブ・ド・パリもあり、パリと地下は密接な関係があったのですね。

 

そう言えば、『オペラ座の怪人』でも、怪人は地下の水路に船を浮かべてました。

 

宝塚歌劇、花組の『シャルム!』(作・演出 稲葉太地)でも、“カタフィル”と呼ばれる地下愛好家たちを描いていました。

 

パリの街は地上と地下両方に街が広がっているのです。

 

今年で124周年のパリのMetro

1900年に開通したパリのMetroですが、日本でも、

 

東京メトロ             1927年 浅草〜上野間で営業開始

大阪市営地下鉄(現・大阪メトロ) 1933年 御堂筋線開業

 

ちょっと遅れを取っただけ ^^;

 

パリもなかなかの人種の坩堝(るつぼ)です・

 

パリの地下鉄、日本との違いにびっくり

パリの地下鉄は、駅に着いたら自分でドアを開ける

日本では寒い地方を走る鉄道は、冬場、寒気の流入を防ぐため、降車するひとが自分でドアを開けますが、あんな感じ。

 

一番に降りる人が開けてくれてました。

 

違法じゃないの? 流しのアコーディオン弾き

地下鉄車内でアコーディオンを演奏している人がいるな、とは思ってたけど…

窓際でずっとスマホでいじってて気づかなかったんですが、

家人いわく、投げ銭をもらいに回っていたとか。

 

次の車両に移って行ったところだけ見ました。

 

営業(アコーディオン演奏→お金をもらいにまわってくる)OK?

それとも違法?

 

韓国の地下鉄でも、営業する人がいる、と聞いたことがありましたが、車内で営業する人を初めて見ました ^^;

 

駅の地下道でギターやヴァイオリンを演奏

そうでなくても狭い地下道で楽器を演奏しているところをよく見かけました。

で、必ずお金をあげようとする三男w

本当に素敵な演奏の方がいてあげたかったけど、お財布出すの面倒で…

 

スリ対策で、バッグにワイヤーロックつけてたから

 

Metroも冷房ゆるい

ヴェルサイユ宮殿へ行くときのRER(イル=ド=フランス地域圏急行)に冷房が無くて、2階の天井が焼け付いて暑いのなんの。

 

危険防止のためか? 2階の窓が開かない!

冷房ないの??

 

メトロもだいたい冷房緩め。

 

日本では冷房利きすぎで「弱冷車」まであるというのに。

 

パリは緯度が高く、暑い日が少ないからかしら?

 

東京         北緯35度

稚内         北緯45度

フランス・パリ      北緯 48度

イギリス・ロンドン     北緯 51度

 

稚内より緯度が高いや〜ん!

一番のびっくりはケージなしで犬連れと…ママチャリOK? 

これにはびっくり、実際に近くにはいませんでしたが、犬のお散歩の続きでメトロに乗った、という感じで、行けるんですねぇ。

 

ケージに入れないと、他のお客さんとトラブルになりそうですけど。

 

更にびっくりは、ママチャリをエスカレーターに乗せようとしてる人!笑

 

電車に乗せる自転車、って折りたたみ式のものしか見たことがないのですが、

ホームで、普通の自転車??をエスカレーターに乗せようとしてて・・・

どうやって改札を通過するのか気になりました。

 

なんでもありだな、自由、平等、博愛!!

 

メトロの入口のデザインがアール・ヌーヴォー

ギマール作のアールヌーボー様式の入り口は、当時の新素材、鉄とガラスでできています。

METROPOLITANの文字がアール・ヌーヴォー!!

 

ミュシャの絵を思い出します。

 

Châtelet(シャトレ駅)

 

ガラスの無いタイプは

Louvre‐Rivoli駅(ルーヴルリヴォリ駅)

 

Cite駅(シテ駅)

 

 

Quatre-Septembre(キャトル=セプタンブル駅)

オペラ座にほど近い、キャトルセプタンブル駅は、ガラスの天蓋もなければ、ゲート風のものも無いけれど、入口を囲む柵がアール・ヌーヴォーですね♪

 

これが地下鉄入口?? おもちゃ箱から取り出したような…w

メトロ100周年記念として、それまでのギマールがデザインしたアール・ヌーヴォーの駅の入口を取り払って、新しくしたのが ↓

 Palais Royal - Musée du Louvre (ミュゼ・デュ・ルーヴル駅、パレ・ロワイヤル側)

おもちゃ箱から取り出した、ビーズの王冠みたいなデザインの駅の入口。

レストランかカフェ・バーの入口のような派手さ。

まさかこの階段を降りたら駅があるとは…信じられないけど 笑

 

その名も、「夜遊び人たちのキオスク」。納得!

ジャン・ミシェル・オトニエルさん制作。

デコラティブ過ぎる!

 

このビーズのオブジェ…どこかで見たことある…と思ったら!

 

六本木の毛利庭園にある、「Kin no Kokoro」の作者だった!

金色のビーズでできたハート型のオブジェです。

2021年12月24日 筆者撮影

 

メトロの入口は、こんなサインもあり、統一感なしです!^^;

 

キャトル=セプタンブル駅といい、屋根の無い階段の入口が多いのですが…

雨が降ったら階段が濡れて滑りそうなのだけれど、その点は大丈夫なのかしら??

 

海外旅行は、異文化に触れたり、日本との違いを知るのが楽しいです!!

 

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