凱旋門や、ルーヴル美術館、ヴェルサイユ宮殿、パリ観光に必ず盛り込まれている観光スポットは、
もうたくさんの方が行かれて情報も既出なので、ここは、管理人備忘録と、ルーヴルについての個人的な興味ポイントを書き留めています。
周辺情報は、お役に立てばいいなぁ…という思いで書いておきますね。
目次:
ルーヴルにガラスのピラミッドがあるのが解せなかった
歴史的建造物好きには、この素晴らしい歴史的建造物であるルーヴル美術館の中庭・ナポレオン広場に近代的ガラスのピラミッドがあるのが解せませんでした。
せっかくの趣が台無しだわ…と。
でも夜のルーヴル・ピラミッドはとてもキレイ。(ディナークルーズの帰りに撮影)
底辺34m四方、高さ21m、傾斜角度はエジプトのピラミッドと同じ51°ですって。
行ってみれば、あのひたすら広いナポレオン広場に、何もなければだだっ広いだけですし、美術館の改装に合わせて、目的をもって作られたのですね。(1989年完成)
大ピラミッドの他に、3つの小ピラミッドがそれぞれの翼の前に。(採光用)
入場者数が増えたために、入口を増やすという目的があったのだそう。
ピラミッドは中央入口だったのね。
写真下、ルーヴルの入場予約(時間だけ予約なので0€、入場料は2024年1月から22€)オンラインチケット、
Museum Entrance 入口は「ピラミッド」って書いてます。
インスタなどで、どの入口から入ると空いているとかアドバイス動画が上がってますが入口指定されてるよ?
世界一人気の美術館
2023年人気の美術館・博物館、堂々の1位に輝いたのがルーヴル美術館でした。
入場者数はダントツの886万人。
2位、バチカン美術館、767万人、3位、大英博物館の582万人…と続きます。(イギリスの美術月刊紙『 Art Newspaper』調べ)
2019年がルーヴル来館者数のピークで960万人だったそうです。
先史時代から19世紀までの作品35000点が収められているので見応えあります。
1回では観きれないので何度でも足を運ぶ方もいらっしゃるでしょう。
展示場所は60600㎡と広大なのですが、どのフロアも人でいっぱいでした。
特に、モナリザの前は大混雑!!
少しずつジリッ、ジリッと前進してなんとかモナリザ撮影。
あれだけ、モナリザモナリザ、って子供の頃から知っていて今までに何度耳にしたかわからない「モナリザ」が目の前に…
ルーヴルに来た!!っていう感動!!
シュリー翼・ドノン翼・リシュリュー翼分かれていますが、今どこにいるか認識しないまま人の流れにのって進んでしまいました ^^;
コインロッカーに荷物を預けて、上階から降りてくるのはいつもと一緒
ピラミッド入口からまず地下に降りて、コインロッカーに荷物を預けます、それからエレベーターで上がって行きました。
写真下は、ディナークルーズに行く為にルーヴルリヴォリ駅で下車して撮影した時の写真で誰もいな〜い。(閉館後 現地時間 午後8時16分)
地下ながら、逆ピラミッドのおかげで採光十分。
このフロアに案内所やコインロッカーがあります。
エレベーターを上がってまずこの大空間!!
ふぁ〜って声が出ちゃった。
真っ赤な壁が印象的です。
階段の踊り場にある勝利の女神・ニケ像(NIKKE)。
ナイキのブランド名の由来はここから。
ルーヴルには、聖書、神話をモチーフにした作品が多いです。
聖母子を描いた作品も多く見受けられました。
前にも書きましたが、制作年によって収められている美術館が違うので、ルーヴルに印印象派の絵はありません。
キリスト教徒の多いヨーロッパ諸国の人たちは
日本人にはわからない、また違った感慨をもって観ておられるのでしょうか。
豪華すぎるアポロンの間
ここからはアポロンの間、と表示が出ています。
建築を命じたのが、かの太陽王ことルイ14世です。
絢爛豪華な装飾と天井画はため息もの。
ルイ14世の時代は王の権威にかけてなにかと豊かで華やかなものが多くて見どころたっぷり。
このナポレオンの間は、ヴェルサイユ宮殿の鏡の間のモデルだそうです。
なるほど〜!!
ここに歴代の王侯貴族が使っていたネックレスやティアラが展示されています。
見応えありました!
ルーヴル美術館は展示品が多いから、絞って見て回ろう、って話していたのに、結局人並みに流されて、回ってしまいました。
有名なモナリザ、ナポレオンの戴冠式や、民衆を導く自由の女神、カナの婚礼など観れたので満足。
絵画だけでなく、ニケ像や、ミロのヴィーナスなどの彫刻作品なども展示されていて見どころたっぷり。
地下にもっと見る所があったようで、見逃したわ。
ルーヴル美術館、元は要塞だった!
12世紀にフランス王フィリップ2世が要塞として建設、
その後、ルイ14世がヴェルサイユ宮殿に移るまで、歴代フランス王の王宮、としての役割を担っていたのがルーヴル宮殿だったそうです。
この佇まいはどう見ても宮殿!
写真下:セーヌ川沿いのフランソワ・ミッテラン通りから見たルーヴル・ドゥノン翼。
フランス革命から4年後の1793年美術館として正式に開館。
革命も、戦争も、フランスの激動の歴史を見てきたルーヴル美術館。
周辺情報をググると深いな〜とネットサーフィンが止まらない!!
町並みも素敵だけれど、歴史もまた興味深く、フランス、花の都パリ、ますます惹かれる街です。
この後、リヴ・ゴーシュのサンジェルマン・デ・プレ教会に行ったので記事にします。
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