ロンドンに行く、と決まったときから、息子が行きたい、と言っていたパブが、
Cittie of Yorke(シティ・オブ・ヨーク)とYe Olde Cheshire Cheese(ジ・オールド・チェサー・チーズ)。
どちらも古いパブで、シティ・オブ・ヨークは1430年開業、
ジ・オールド・チェサー・チーズは1667年開業の老舗パブ。
どちらの建物も、第二級イギリス指定建造物になっています。
シティ・オブ・ヨークは、1920年に建て直されてます。
目次:
セントポール大聖堂にほど近い、ジ・オールド・チェサー・チーズへ
セントポール大聖堂の前の道路をまっすぐ西に徒歩8分でジ・オールド・チェシャー・チーズ に着きます。
セントポール大聖堂の見学を11:30過ぎに終え、土産物店をのぞきながらのんびり歩いていくと11:50頃にジ・オールド・チェシャー・チーズ に到着しました。
通りから、小道を入った所にありますが、大聖堂から続く道路、Fleet Streetの舗道に、立て看板が出ているのでわかりやすいです。
こんな表示もあるのですぐにわかります。 (写真下)
お店はとってもシックな雰囲気で期待が高まりました。
お店の前から、Fleet Streetを望むと…(写真下)、いい雰囲気♪
開店は12時です。
Fleet Streetは印刷出版業者の街だった
このあたりには16世紀ごろから印刷業者が多く、新聞社、出版社があったので、チェサーチーズは、ジャーナリストで賑わっていたそうです。
出版社があったことで、マーク・トウェインやアーサー・コナン・ドイルなどがこのお店を訪れていたそう。
『大いなる遺産』の著者、チャールズ・ディケンズの『二都物語』に登場する「フリート・ストリートのパブ」はチェサーチーズの事ではないかと言われているそうで
昔から、ジャーナリストや小説家の通う店だったんですね。
アガサ・クリスティの推理小説 「100万ドル債券盗難事件」(1924年)で探偵・ポワロがチェシャー・チーズ亭で食事をとる場面があり、
「素晴らしいステーキ・アンド・キドニー・プディング」を出す、という一節があるそうです。
この、「ステーキ・アンド・キドニー・プディング」を注文してみました。
メニューとお料理
まずはビール。
Mainから、3品
Ye Olde Cheshire Cheese Famous Steak & kidney Suet Pudding 19.95£
これです、名探偵ポワロのセリフにある「ステーキ・アンド・キドニー・プディング」
で、メニューには ステーキ・アンド・キドニー・プディングの前に「Famous(有名な)」が付いているんですね♪
アガサ・クリスティの小説に出てくるメニュー、ということで注文。
ポレンタのプディングに包まれたステーキ、というかビーフシチュー、的なもの。
プディングを潰すと中からお肉が。
とろとろに煮込まれてソースも美味♪
Grilled Fish of the day with Herb Butter & Lemon
Market Price(市場価格)←こわっ汗
この日は何だったのか聞き取れなかった…
でも、炭火焼で香りがよく、身も厚く美味でした。
Chop House Salad 14.25£
写真撮り忘れ
Potatoes 5.50£
歴史を感じる店内に、歴史的建造物好きの血が騒ぐ!
1階のお食事をしたお部屋。
シックだけれど、暗くて目がしょぼしょぼしちゃう ^^;
1階の通路を隔てたお部屋はバーコーナー。
テイクアウトのビールを買って帰る人も…。
地下一階に広がる大空間。
更に進むと…
映画に出てきそうな、雰囲気のある空間が出現!
昔の修道院か宗教施設のような雰囲気です。
13世紀頃まで、この辺りの土地はカルメル会修道院が所有していたそうですから、当時のままなのか、
そういう歴史を感じさせるように設えたのか…?どうでしょうか。
Cittie of Yorke(シティ・オブ・ヨーク)は営業時間外 orz
イギリス最古のパブ、1430年創業のCittie of Yorke(シティ・オブ・ヨーク)に着いたのは、15:40。
ビッグベンや、バッキンガム宮殿など回ってから行ったので、ランチタイムとディナータイムの間になってしまい、営業時間外。
中だけサクッとお写真撮らせてもらいました。
1920年に建て直されたそうですが酒樽などが置かれていい雰囲気。
もうひとつ候補に挙がっていた1875年開業のザ・ブラックフライアーズというパブも、素敵なので行ってみたかったです。
イギリスの素敵な歴史的パブを見つけるサイト
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*外部リンク
Britain's Historic Pub Interiors - Pub Heritage
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