1月上旬から下書きフォルダで眠っていた記事に日の目を見せてあげようと…
ちゃんと記事にしてアップします。
ニューヨーク・タイムズ紙は2025年1月7日、
「2025年に行くべき52カ所」を発表しました。
目次:
「行くべき52カ所」に日本の都市は入っているの?
今年は、富山市と大阪市が選ばれました。
2023年は盛岡市、2024年は山口市。
盛岡、山口両市は、観光客(特にインバウンド)で賑わったのでしょうか?
2023年の盛岡市はロンドンの次の2番目に紹介されたことや、コロナが5類感染症に移行したこともあってか、観光効果絶大!!
▼外部リンク
岩手県内、訪日客の経済効果98億円 米紙「盛岡」紹介の影響大 | 岩手日報 IWATE NIPPO
岩手日報 2024.07.08
観光客が来てくれるのは嬉しいけれど、きちんと受け皿を用意しておかないとオーバーツーリズムになるので喜んでばかりもいられないという側面もありますね。
日本各地でオーバーツーリズムによる観光公害が報告されています。
もともと、観光客が少なかった地方ほど、対応しきれない、という問題もありそう。
約160カ国・地域が参加する大阪・関西万博には内外から2820万人が来場する想定だそうです。
国内ではいまひとつ盛り上がらず、関心も薄い関西万博ですが、
インバウンドが盛り上げてくれるのかもしれません。
オーバーツーリズムで駅や交通機関で混乱が起きないように、治安、警備も含め十分に準備していただきたいですね。
4月13日開催ってもうあと1ヶ月と少し…大丈夫か?
行くべきところの基準のひとつは話題性
ニューヨーク・タイムズが行くべき52ヶ所の選定基準というのは明確ではないようですが、
「話題性のあるところ」、というのが基準のひとつになっている、とニューヨーク・タイムズの記者の方が仰っていました。(2025年1月9日『ひるおび』番組内)
38位に選ばれた大阪市は、今年大阪・関西万博が開催されるので納得です。
富山は逆に観光客が行きそうにない街、ということで選ばれたようです。え…?
選んだ記者は、京都や金沢などの有名どころではない B面を紹介したかったようです。
富山は海の幸やお米も美味しいところですし、
なんといっても立山連峰の絶景は、必見ですね(まだ行ってない〜!)

▼外部リンク
NYタイムズ「2025年に行くべき52か所」今年は富山と大阪【ひるおび】 | TBS NEWS DIG (1ページ)
NYタイムスが選んだ 2025年 行くべき52ヶ所 ベスト10!!
1. イングランド南部(イギリス)
『高慢と偏見』の作者、ジェーン・オースティン生誕250周年を記念するイベント多数あるそうです。
宝塚歌劇で『天使のはしご』として舞台化されてますが…あまり馴染みのない作家さん。
ロンドンの南西にあるハンプシャー生まれだそうです…
2. ガラパゴス諸島(エクアドル)
ガラパゴス、といえば日本では「ガラケー=ガラパゴス携帯」と言う言葉で使われていますね、独自に進化したガラパゴスに例えて。
南米・エクアドル本土から約900km(東京→福岡ぐらい)の洋上に浮かぶガラパゴス諸島。
独自の進化を遂げた動物達を見たダーウィンが『進化論』を書くきっかけにもなった島として有名です。
南米エクアドルから更に900km…気が遠くなる。クラ〜〜
それでも、JTB、クラブツーリズム、阪急交通社、HISなどからツアーが出ています。
3月9日(日) 出発 エコノミー 1,899,000円、 ビジネスクラス利用 3,229,000円
4人でビジネスで行ったら1280万円、うわぁ〜〜〜〜 _(┐「ε:)_ バタッ
ガラパゴス国立公園の13歳以上の入園料を26年ぶりに変更し、200ドル(記事更新時点で日本円で3万円)に倍増したとか。
自然を守りつつ、観光客を受け入れるには仕方がないことですね。
3. トリノ(イタリア)
冬季オリンピックのイメージしかないけれど
サヴォイア家の豪華な宮殿があり冬のオリンピックのイメージとは違う趣のある街のようです。
4. パタゴニア国立公園群(チリ)
以前、厳しい自然の中を走り抜く世界一過酷なレース「ウルトラ・トレイル(山岳)ラン」、
パタゴニアでの様子を以前NHKスペシャルで観ました。
目まぐるしく変わる気候、厳しい自然と対峙するランナーたち…壮絶な自然との戦い、自己との戦いが印象に残っています。
パタゴニアは南アメリカ大陸の南の端。
世界遺産に登録されたロス・グラシアレス国立公園は、スペイン語で「氷河群」という意味だそうです。
大規模な氷河が47、小さな氷河は200以上あり、氷河の面積は、南極大陸、グリーンランドに次いで第3位!
へーーーーっ!
南アメリカに氷河地帯があるなんて、つゆ知らず。

南アメリカの地図を拡大したら、チリの海岸線!!
こんなことになっていたとは!!
ノルウェーの海岸線がフィヨルドで入り組んでいるのは知っていたけれど、
チリにもこれだけ氷河が残っているならば、フィヨルドになるのも当然ですね。
フィヨルド=氷河が浸食したことにより形成された複雑な地形の湾・入り江のこと。(クラブツーリズム)
フィッツロイ(またの名をチャルテン)は、氷河に削り取られ剣のようにそそり立つ山。
切り立った山は標高3405メートル(富士山 3776.12 m)、登山家のチャレンジ精神を刺激そうな山です^^;

5. バンフ(カナダ)

綺麗〜〜!!
行けたら行きたいけど…遠いな…バンフ。
水も空気も澄み渡って美しい感じ!!
6. ケープタウン(南アフリカ)
行く機会が一生なさそう…
7. ニューオーリンズ(アメリカ)
行く機会が一生なさそう…
8. ソウル(韓国)
行く人は毎月のように行ってる安近短な国。
日本と似ているような、似てないような…それでも親近感を感じます、お隣の国ですもの。
いつでも行けそうで、もう15年も行ってない。
韓ドラ熱中時代が懐かしい…。
9. マルセイユ(フランス)
南仏、というだけで、ニースやカンヌ、サントロペなどコート・ダジュール的な保養地のイメージを持っていたけど…
違うみたいっ!
フランス最大の港湾都市で、貧困率が高く治安は悪い、とWikipedia大先生がおっしゃってます。
それでも、行くべきところなのかしらね?? 🤔

10. プラハ(チェコ)
塔の形が独特です。
東欧の国々に、馴染みがなくて…魅力すらよくわかっていないわ。

2025年に行かない方がよさそうなのは
19位のローマ
今年2025年は、カトリック教会の聖年(ジュビレオ=ジュビリー)の年。
このジュビレオは、25年に一度、100年に4回しかないスペシャルな行事なので世界中からカトリック信者が訪れるそうです。(2026年1月6日に閉幕)
記事を書いたのがカトリック信者の記者なら、このチャンスを逃してはいけない、と行くべきところに入れるのも納得です。
カトリック信者でないなら、わざわざ混雑する2025年に行く必要もないような…。
- サン・ピエトロ大聖堂
- サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂
- サン・ジョバンニ・イン・ラテラノ大聖堂
- サン・パオロ・フオーリ・レ・ムーラ大聖堂
4つの大聖堂の「聖なる扉」が開かれます。
聖なる扉から入って参拝すると過去の過ちが許されると信じられているそう。
聖年には国内外から3500万人もの巡礼者が大挙してローマおよびバチカン市国を訪れるらしいから、観光どころではないかもですね??
トレビの泉周辺も…
ローマ市は、最も混雑が予想されるトレビの泉へのアクセスを制限することを検討している、とインスタの記事で見ました。
噴水への訪問は事前予約として訪問時間帯を制限する計画案が浮上しているので、早朝か、夜9時ごろに行きましょう、と書いてありました。
とにかくトレビの泉の前はオーバーツーリズムで黒山の人だかりでしたから、治安もよろしくないだろうし、考えもん。
イタリアで行ってみたい都市のひとつにヴェネチアがあるんですが、
カーニバルの時に行けばいいのかな〜、なんて思ったけど!!
ヴェネチアのカーニバルをめがけて行った人たちで、狭い通路が人で溢れてて…こわい。
韓国の梨泰院での圧死事件を思い出してしまうわ…
京都の二年坂、三年坂の大混雑や、旧正月の万里の長城の大混雑。
列を抜けたくても抜けられず、にっちもさっちも行かないのは体験したくないですね。
14位 ブルージュ(ベルギー)
ここは…今年、我が家が行く予定だから、牽制しとく。^^;
ベルギーはゲントもすでにオーバーツーリズム宣言してましたし、ヨーロッパ中世の町並みで、道路もそんなに広くないので、混雑しそう…
21位以下のいつか行きたい都市は…
22位 ハノイ(ベトナム)
28位 アムステルダム(オランダ)
43位 フィレンツェ(イタリア)
毎年発表されているのでちょっと遡ってチェックしてみよ〜〜っと!!
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