今日もhappy 海外旅行編

グルメ&旅行ブログ 今日もhappyの海外旅行版です

【オランダ・デルフト】フェルメールの生まれ故郷、デルフト焼きの町ぶらり歩き、石畳のかわいい町並み

6月のヨーロッパ旅行は、オランダ、ベルギー、パリ。

 

オランダ1日目 アムステルダム国立美術館 

オランダ2日目 ハーグ エッシャー美術館、マウリッツハイス美術館 デルフト ←今ココ

オランダ3日目 世界遺産・キンデルダイク風車群、アントワープ(ベルギー)

 

ベルギー1日目 ゲントの鐘楼、グラスレイコーレンレイ

ベルギー2日目 世界遺産・ブルージュ

ベルギー3日目 世界遺産・グランプラス(ブリュッセル)

 

パリ1日目 不思議のメダイ教会 街歩き

パリ2日目 モンマルトル、オペラ・ガルニエ、シャンゼリゼ通り練り歩き

パリ3日目 ノートルダム大聖堂、エッフェル塔・トロカデロ広場

 

 

 

オランダ2日目は、

デン・ハーグ(ハーグ)の観光をひとまず終えて、ハーグ中央駅から、デルフトに向かいました。

列車で10分。

人口9万人弱のこじんまりしたのどかな街です。

 

 

フェルメールはデルフト焼きの町で一生涯をすごした

デルフトは、デルフト焼きという青い釉薬で絵付けをした陶器で有名な街。

フェルメールの生まれ故郷でもあるこじんまりとして落ち着いた雰囲気の街です。

17世紀に中国や日本の陶磁器の影響を受けてデルフトで発展したデルフト焼きが全盛期を迎ました。

オランダの黄金期ですね。

18世紀、ドイツのマイセンが生産力で台頭し、ウェッジウッド(イギリス)、リチャード・ジノリ(イタリア)、ロイヤルコペンハーゲン(デンマーク)が次々に創業、大量に陶器製品が出回り、デルフト焼きの全盛期は終わりました。

 

手描きのデルフト焼きは生産数が少ないですが、ロイヤル デルフトは王室御用達の品質を維持して愛されています。

デルフト焼きは白地に青い釉薬が美しく「デルフトブルー」と言われています。

 

この町で生まれたフェルメールが「フェルメール・ブルー」と呼ばれる青にこだわったのも無関係ではないのかも?

 

オランダ王家御用達のロイヤルデルフトに対しまして…

我が家御用達はHeinen Delfts Blauw、あちらこちらに支店があります。

こちらのお店はマルクト広場に面して建っています。

 

マリアファンイェッセ教会が目の前の't Walletjeで一休み

去年のパリ歩き、休憩なしで歩き続けて足の裏が大変だったから、今年はカフェで休憩をいれることにしてました。

 

お昼ごはんは、デン・ハーグのマクドナルド、その後エッシャー美術館、マウリッツハイス美術館とよく歩きました。

美術館めぐりって脚がつかれますね…^^;

 

マリアファンイェッセ教会が眼の前にある、オランダ語で「小さな財布」の意味を持つ't Walletjeでティータイム。

お店の前はオープンなテラス席。

アフォガードと、ホットコーヒーでホッと一息。

コブラカフェの項目でも書きましたが、オランダでは必ず飲み物に小菓子が付いてきます。

個包装の小菓子が多い中、こちらのカフェは小さな生ケーキ。

しっとりして美味〜♪

こういう心遣い、嬉しいです!

 

't Walletjeのアイコニックなワイングラスのシャンデリア。

お化粧室借りました。

ヨーロッパは誰でも使える化粧室・トイレが少ないのでチャンスがあればとりあえず行っておく。

街歩きの日はカフェか駅しか機会がないので大事!

 

のんびりしてたら、16時過ぎた!!

急いでマリアファンイェッセン教会へ。

マリア・ファン・イェッセ教会は元フェルメールのアトリエ兼自宅

 

マリア・ファン・イェッセ教会(Maria van Jessekerk)は、かつてフェルメール(1632年〜1675年)のアトリエ兼自宅のあった場所に建てられました。

 

 

フェルメールの絵は「真珠の耳飾りの少女」や「窓辺で手紙を読む女」が有名ですが生涯に描いた作品数は32〜37作、年2、3作と寡作。

活動期間10年で2100点を制作したゴッホと大違いです。

 

身廊の高い天井、細かい壁画、

美しいステンドグラス、バラ窓、

立派なパイプオルガン、

金彩とレリーフのゴージャスな講壇。

立派な祭壇。

いつまで観ていても、細かい発見があって飽きないのです。

 

フェルメールの晩年は借金苦で、妻と11人の子どもを遺して42歳で死去。

19世紀フランスで再び脚光を浴びるまで忘れ去られていたんですね…初めて知りました。

 

1568年に始まったオランダ独立戦争は、

スペインの支配への反発から独立を求めて戦ったことと、カルヴァン派を中心とするプロテスタントの信仰の自由を求める宗教的な要素が絡み合っていました。

 

故に、オランダにはカトリック教会が少ないのですが、マリア・ファン・イェッセ教会はカトリック教会。

…という事で、装飾が簡素なプロテスタントの教会が多いデルフトの中で、華やかな装飾や天井を観ることができます、しかも無料!!

行くしかない!!

 

旧教会と新教会はチケットの購入が必要です。(セット券もあります)

旧教会と新教会、時間切れ、チーン!

16時過ぎにマリア・ファン・イェッセ教会に入って、その美しさに目を奪われ写真を撮り…

 

近くの路上にあるオブジェ「デルフトの心臓」を観て写真を撮ったりしてるうちに…

 

17時前!!

デルフト新教会の入口を入ったところで、終了〜のお知らせ ^^;

 

ということで、当然デルフト旧教会も入れず…orz

 

朝、アムステルダムからロッテルダムへ移動して、ホテルに荷物を預けてから、

デン・ハーグで美術館巡り、デルフトに移動してカフェして教会見て…って欲張り過ぎて時間切れもやむなし、か。

 

デルフト新教会

マリア・ファン・イェッセ教会のすぐ近くにある新教会、「新」と言っても1381年に建てられた歴史ある教会です。

 

塔(鐘楼)は高さ108m。

上に登ることができ、地上85mからの眺望を楽しめます(日曜休館)。

376段の階段を持つ塔があり、気象条件が良ければロッテルダムやハーグも見えるとか。

 

Nieuwe Kerk Nieuweが新、Kerkが教会です。

 

閉館時間で入れなかったけれど、扉が開いていたので中を撮影。

白い柱や天井が、プロテスタントの教会らしく、とてもシンプルです。

デルフト旧教会

新教会に行って、旧教会に行かないなんて片手落ち。

 デルフト新教会と少し離れた場所にある旧教会へ。

 

新教会を見ながら、運河沿いに歩いていきました。

 

運河沿いのデルフト焼きのお店、外観もかわいい♪

 

デルフト最古の旧教会は1246年に建設されました。

 

この旧教会の塔は高さ75mあり、「デルフトの斜塔」と呼ばれているんです。

塔は…なんと、建築中に傾いたそうです…^^;

運河の際に建っているので地盤が軟弱だったんですね。

 

先日記事に書いた、アムステルダムにあるダンシング・ハウスも、地盤沈下で家が右に左に傾いていましたよね。

 

時計の針は5時半…ディナーの6時まであと少し。

 

運河の向こうに見える旧教会。

傾きは上と下で2mのズレがあるのですって。

 

 

この後、マルクト広場に移動、新教会の対面にあるマルクト市庁舎と、

マルクト広場の前のレストランでいただいたディナーを紹介します。

 

to be continued

 

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