前回のアントワープから、ゲントへ。
ベルギーのブリュッセル、アントワープは知っていたけれど、ゲント(現地読みでヘント)を全く知らなかった !
ゲント、ブルージュ、ブリュッセル…と3日かけて回りました。
ベルギーに予備知識はほとんどなかったため、嬉しい驚きと発見の連続でした!
6月のヨーロッパ旅行は、オランダ、ベルギー、パリ。
オランダ1日目 アムステルダム国立美術館
オランダ2日目 ハーグ エッシャー美術館、マウリッツハイス美術館 デルフト
オランダ3日目 世界遺産・キンデルダイク風車群、アントワープ(ベルギー)
ベルギー1日目 ゲントの鐘楼、グラスレイコーレンレイ ←今ココ
ベルギー2日目 世界遺産・ブルージュ
ベルギー3日目 世界遺産・グランプラス(ブリュッセル)
パリ1日目 不思議のメダイ教会 街歩き
パリ2日目 モンマルトル、オペラ・ガルニエ、シャンゼリゼ通り練り歩き
パリ3日目 ノートルダム大聖堂、エッフェル塔・トロカデロ広場
ゲントは、ブリュッセル、アントワープに次ぐベルギー第3の都市。
1913年には世界万博まで行われていたことをこの度、初めて知りました。
⚠️ ゲントは、英語:Ghent、ヘント オランダ語:Gentとも言います。
美しい壁画のある、ゲント・シント・ピーテルス駅
アントワープ駅を8:36に出発して、約1時間でゲント着。
1837年、ゲントの中心駅としてゲント南駅が建設されましたが
1913年にゲント万国博覧会が開催されるに先駆け、新たに、1912年にゲント・シント・ピーテルス駅が竣工。

初めての駅に降り立つ時は、いつもワクワクします☺️


駅正面にあるカードゥーケウス(伝令使の杖)のレリーフ。
商業や旅を象徴するもので、東京商業学校だった一橋大学の校章と同じです。(この校章の制定には、ベルギー出身の教師も携わっていたようです。)
中世、織物業で栄えたゲントらしいレリーフですね。
改札を出たら目に飛び込んでくる美しい壁画!


駅のホールには、駅にはもったいないような精巧で美しい壁画で彩られていて見応えありました。
天井画も美しい!

万国博覧会にやってくる世界中のお客様に観てもらうためだったのですね。
ブリュッセル(B)、ゲント(G)、アントワープ(A)、ブルージュ(B)の街が描かれています。 絵の下のB、G、A、Bは街の名前の頭文字
船の絵は 貿易が盛んだった16世紀のアントワープの絵です。
駅から徒歩3分と言う好立地のホテルに荷物を預けて、ゲント観光に出発!
⚠️ 宿泊したホテルは後日UPします。
ゲントで一番にめざすは聖バーフ大聖堂。
歩くと30分強かかるので、駅前からトラムに乗って行きました。

聖バーフ大聖堂の「神秘の子羊」は見てない!
T1で16分、Gent Vogelmarkt駅下車、徒歩5分。
13〜16世紀に再建された聖バーフ大聖堂。
聖バーフ大聖堂には、人類の至宝と言われる門外不出の絵画、
15世紀フランドル絵画の最高傑作といわれるヤン・ファン・エイク作の『神秘の仔羊』が展示されています。
キリスト教的に、とても意味のある絵画のようです。(子羊はキリストの象徴だとか)
キリスト教信者の方が見ると大きな意味を持つのでしょう。
多翼祭壇画でとても大きいものですが、「神秘の子羊」に全く興味無しで見ませんでした(拝観料必要)
日本語の音声ガイドもあるようなので日本人観光客も大勢見ておられるのでしょうね。😅
交差ボールトが美しい身廊、精緻な細工の祭壇
1569年に完成した尖塔の高さは89m。

聖堂内部は、ロマネスク様式とゴシック様式が混じった珍しい建築です。
流石に12世紀から建設を始めて16世紀まで、4世紀の長きに渡る建築工事でその時代、時代の様式が盛り込まれているのですね。
イオニア式の列柱が並び、彫像が彩る祭壇は豪華で見応えがあります!
「神秘の子羊」より建築物を眺めている方が楽しいわ^^




立派なパイプオルガン。


いつまでも見ていられる壮麗な装飾の数々。
厳かな気持ちになる空気に満たされています。
今回の旅行でベルギーのことを事前にもっとよく勉強してくればよかった、とちょっぴり後悔。
ゲントはベルギー第3の都市なのに、その名前さえ知らなかったのですが、見どころ満載の素敵な街でした。
この後、ゲントの鐘楼、聖ニコラス教会、旧郵便局、聖ミヒエル橋、グラスレイコーレンレイ、フランドル伯居城、ランチのお店、ディナーのお店…と続きます。
ご興味があればまた覗いてみてください。
to be continued
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