今日もhappy 海外旅行編

グルメ&旅行ブログ 今日もhappyの海外旅行版です

【ベルギー・ ゲント】中世へタイムスリップ!RPGかファンタジーの世界|フランドル伯居城

ゲントの記事は、この、フランドル伯居城と、晩ごはんの記事で終わります。

 

ベルギーは、ブルージュ、ブリュッセルと続きます。

 

お付き合いいただける方は、引き続き呼んでいただけると嬉しいです。

6月のヨーロッパ旅行は、オランダ、ベルギー、パリ。


オランダ1日目 アムステルダム国立美術館 

オランダ2日目 ハーグ エッシャー美術館、マウリッツハイス美術館 デルフト

オランダ3日目 世界遺産・キンデルダイク風車群、アントワープ(ベルギー)


ベルギー1日目 ゲントの鐘楼、グラスレイコーレンレイ ←今ココ

ベルギー2日目 世界遺産・ブルージュ

ベルギー3日目 世界遺産・グランプラス(ブリュッセル)

 

パリ1日目 不思議のメダイ教会 街歩き

パリ2日目 モンマルトル、オペラ・ガルニエ、シャンゼリゼ通り練り歩き

パリ3日目 ノートルダム大聖堂、エッフェル塔・トロカデロ広場

 

街の中にそびえ立つフランドル伯居城

お濠から見たフランドル伯居城は威風堂々の佇まいです。

お城というより、堅牢な要塞、で、我々がイメージする華やかなお城とは違います。

第2回十字軍に参加したため、城は十字軍の城の外観に従って建てられました。

 

戦争で損傷をほとんど受けなかったため、ほぼ当時のままの姿で残されているのは稀有なことですね。

城郭中央部は30メートルの高さがあるそうです。

 

市内の中心地に城壁があるのが珍しいです、横をトラムが行き交っています。

 

大通りから↓ 下の通路を抜けた先にチケットセンター、ミュージアムショップ、ゲートがあります。

スマホに入れたQRコードをリーダーにかざし、駅の改札のようにバーを押し下げて通ります。

購入したチケットの時間にならないと入れません。

この階段 ↓ を上がっていきます!ワクワクする〜♪

 

フランドル伯居城は城から綿花工場へと変遷を繰り返した

グラーベンスティーン城、伯爵の城は

最初は10世紀にフランドル伯アルヌルフ1世(在位:918年〜965年)が作った堡塁でした。

 

1180年にフィリップ・ド・アルザス伯爵(1168-1191)によって築城され、14世紀まで居城として使われていました。

十字軍がシリアに造った要塞を模して造られたそうです。

 

1353年には造幣局が設立されました。

1491年には、ゲントはハプスブルク家の絶頂期を築いた神聖ローマ皇帝カールの5世の出生地なのに…マクシミリアン1世(1459-1519)への反抗的な姿勢から、貨幣鋳造の特権を失ってしまったとか。

 

フランドル伯が撤退した15世紀〜1820年の400年間は、 

フランドル評議会、フランドル最高裁判所、アウドブルク封建裁判所、そして地方評議員裁判所として使われていました。

地下牢や拷問室もありました。

 

居城の前にある、ゲント最古の広場、聖ヴェーレ(シント・フェールレ)広場は、宮廷教会の聖ヴェーレ教会があった所ですが、

広場は裁判所の前にあったので処刑場としての役割も持っていたそうです。

 

今は平和な広場もかつては多くの血を流していたんですね…

その後は19世紀にリーバート家が綿花工場として利用していました。 

1887年ゲント市が居城を取得。

 

いよいよお城の中へ!

 

地下牢

 

地下からこの狭い螺旋階段を上って上階へ向かいました。ワクワクします^^

 

踏み幅が狭くて上りにくい 😱

興味深い武器や甲冑の展示

 

上の階では、当時使われていた甲冑や鎖帷子や武器(弓、剣)が展示されています。

こんな、身動きの取りにくい甲冑で戦っていたの?

 

金属のブーツも歩きにくそうですね。ロボット歩きになっちゃう ^^;

甲冑はひとりひとりの体に合わせた特注らしいので、下の甲冑を着てた方は、足の細い方なのね…。

体型の維持も必須ですね・

 

西洋の弓は日本の弓と違いボーガンなんですね。

殺傷能力、高そうです…

この弓… 中世イングランドの伝説上の人物で弓の名手、 ロビン・フッドを思い出させてくれます。

 

天守からはゲントの街を一望出来ます

遠くに聖バーフ大聖堂、ゲントの鐘楼が見え、眼下にはシント・フェールレ広場が見えています。

鐘楼ほど高いわけではないのですが、ひとつひとつの建物がよく見えて、可愛い町並みを楽しみました。

 

ここからは下っていきます。

 

お城の中の様々な役割をもつお部屋

下はかまどがあるのと、広いので食堂でしょうか

この扉から外に出られます。

塔の周囲をぐるりと廻る通路。

兵士たちがここを歩いて、警備していたのでしょうか。

 

外の通路にお手洗いのマークが出ていました。

城壁の警備に当たる兵士にはありがたいですよね・

穴があって用を足すと、下に落ちる仕組み。

使用禁止のマークが出てるのですが、用を足した人がいるのか、そこはかとなく小便臭い 😣

 

城壁の通路を歩いて、また中に戻りました。

 

地下牢や拷問室など

十字架の形の窓があるところは礼拝堂だそうです。

 

そして…拷問室。

あまり見たくないけど、使うところを想像もしたくないけど、なかなか見る機会もないのでサクッとみました。

地下牢

 

中世に迷い込んだような感覚はまたとない経験

ファンタジーの世界か、RPGの世界か。

 

石造りのお城を歩いて見て回っていると、自分が中世の騎士にでもなったような気分でとても楽しいです!

 

本当に、中世の騎士がひょっこり現れそうな独特の雰囲気を醸し出していてまたとない経験でした。

 

中世の面影を色濃く残すゲントの街を代表する観光スポットです。

 

面白かった〜!

城門を出て、レストラン方面に向かいましょ♪

 

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