ベルギー観光、最終日はブリュッセル。
ブリュッセルで夕飯も頂いて、夜遅くにパリ着で行きました。
ブリュッセル最高裁判所を観て(中は観れず😩)、プチサブロン広場を観て…
6月のヨーロッパ旅行は、オランダ、ベルギー、パリ。
オランダ1日目 アムステルダム国立美術館
オランダ2日目 ハーグ エッシャー美術館、マウリッツハイス美術館 デルフト
オランダ3日目 世界遺産・キンデルダイク風車群、アントワープ(ベルギー)
ベルギー1日目 ゲントの鐘楼、グラスレイコーレンレイ
ベルギー2日目 世界遺産・ブルージュ
ベルギー3日目 世界遺産・グランプラス(ブリュッセル)←今ココ
パリ1日目 不思議のメダイ教会 街歩き
パリ2日目 モンマルトル、オペラ・ガルニエ、シャンゼリゼ通り練り歩き
パリ3日目 ノートルダム大聖堂、エッフェル塔・トロカデロ広場
こんなところにもノートルダム。
プチサブロン広場散策の後は、広場の斜向かいにある歴史あるキリスト教会、ノートルダム・デュ・サブロン教会に向かいました。
ノートルダムはフランス語で「我らの貴婦人」という意味で、聖母マリアを指しています。
世界中に「ノートルダム」を冠した教会や施設がありますが
一番有名なのが パリのシテ島に立つノートルダム大聖堂。
ベルギーのブリュッセルにも、ノートルダムを冠したノートルダム・デュ・サブロン教会があります。
英語表記、The Church of Our Lady of Victories at the Sablon
Our Lady は聖母マリアのことで フランス語のNotre(我らの)Dame(貴婦人)と同じ。
Victories??
これは、1688年に、ルイ14世がイギリスに勝利したことを記念して名付けられたそうです。
フランボワイヤン・ゴシック様式。
フランボワイヤンとは、「炎のような」というフランス語で、ファサードの上の3つの尖塔の屋根が特徴的です。

美しいゴシック建築です。

聖人の像で埋め尽くされたティンパヌム。
パリのノートルダム大聖堂は、聖人のアーチが6層、サント・シャペルは3層。
サブロン教会のアーチは4層ですね。

サブロンとは、フランス語で「砂」の意味
ノートルダム・デュ・サブロン教会の北側にグランサブロンという広場があります。
弓(クロスボウ)の射手組合ギルドに譲渡された砂地(サブロン)の広場で、弓の練習場に使われていたそうです。
1304年、ギルドによって小さな礼拝堂が建てられました。
1348年、アントワープの敬虔な女性、ベアトリス・スートケンズが聖母マリアのお告げにより、アントワープにある奇跡の像「小さな棒の上の聖母」を盗んでブリュッセルに運び、ブリュッセルの弓(クロスボウマン)の射手組合の礼拝堂に置きました。以来、守護神となっています。
以来、巡礼者が後を絶たないため、1436年に建て替えられたのが現在のサブロン教会です。
ステンドグラスが美しい教会

身廊正面の高さ15mの細長いステンドグラスはパリ・シテ島にあるサントシャペルを彷彿とさせます。
側廊にもステンドグラスがずらりと並び、多数のステンドグラスに彩られた内部は
外からは想像もつかない美しさでした✨





聖母子像がアントワープから小舟に乗せて運ばれてきたという伝説を形にしたものでしょうか?
バラ窓の前に置かれていました。

18世紀に作られたパイプオルガン

教会内部の装飾品いろいろ
講壇(説教壇)
1697年にベルギーの彫刻家マルク・デ・ヴォスが制作した古いもの。




サブロン通り周辺は15〜19世紀の建物が多く、貴族の館も多く存在しています。
プチ・サブロン通りのエグモン宮殿は今も当時の姿を残していますし、この地域が栄華を極めた頃の様子が手に取るようにわかります。
16世紀はハプスブルク家、17世紀にはフランスのルイ14世が関わってきたブリュッセル。
今回の旅で北ヨーロッパのことをいかに勉強不足だったかを痛感いたしました。
この後「ル・パン・コティディアン」(Le Pain Quotidien)にランチに行きました。
ランチの記事はまた後日。
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